この度、辰和運輸株式会社(本社:北海道恵庭市、代表取締役:大森昭彦)は、多様化する道内の物流ニーズに対応するため、重機輸送事業の強化を目的として、トーヨートレーラー製の特殊シャシーを導入いたしました。
この取り組みは、「物流ニッポン」にも掲載されましたことを、あわせてご報告いたします。
導入の背景:高まる道内の建設・解体ニーズに応える
近年、札幌市内の再開発が進んでいることや、札幌オリンピックから50年以上が経過し道内でのビルの建て替え需要が高まっていることを背景に、弊社では解体工事業者様をはじめとするお客様との重機輸送のお取引が増加しております。 こうした状況下で、より安全かつ効率的に多様な現場へ重機をお届けするため、この度の新型シャシー導入を決定いたしました。
導入シャシーの特長:「全国第1号」の機動力
5月に納車されたこのシャシーは、操舵機能付きの2軸8輪タイプであり、メーカー(トーヨートレーラー社)によると全国で第1号のモデルとなります。
- 強み1:狭小現場への対応力 全長10.8m、全幅2.9mと、一般的な重機輸送用シャシーに比べて一回りコンパクトな設計です。優れた操舵機能と小回りの良さを生かし、従来のトレーラでは進入が難しかった都市部の狭い道路や、搬出入が困難だった工事現場にも柔軟に対応します。
- 強み2:北海道の雪道に対応 わだちの影響を受けにくく、雪道でも運転しやすいとされています。これにより、ドライバーの運転負担を軽減し、冬季間における輸送の安全性向上にも貢献します。
今後の展望
代表取締役の大森は、「本格的な稼働はこれからだが、将来への先行投資と位置付けている」と述べております。 辰和運輸は、この新型シャシーの機動力を最大限に活用し、お客様の新たなニーズの取り込みや運賃交渉に役立て、北海道の発展に貢献できる物流サービスを提供してまいります。
